【レース傾向】クイーンS データ分析

 クイーンSの過去10年分のレースをデータにしました。
 各項目ごとに見ていきます。

目次

人気別成績

過去10年データ

 注目すべきは1番人気の堅実さ。過去10年の複勝率が90%もあり,馬券からは外せないでしょう。ちなみに複勝を外しているのはアドマイヤリードで,前走ヴィクトリアマイルを勝っての1番人気でした。脚質は差し,追込で,後方から追い上げたが届かなかったといったパターンでした。

枠,馬番別成績

枠別過去10年データ
馬番別過去10年データ

 枠別成績を見ると内枠有利に映りますが,馬番別成績を見ると,3枠4枠の成績が悪くので,中途半端な内枠は不利で,馬番2番までに注目すべきだと考えます。

馬齢別成績

過去10年データ

 3歳馬の回収率が低く,人気を背負うが好走確率は4,5歳馬とあまり変わらないのが原因だと考えられます。軸を3歳馬にすると回収率が低くなる可能性があり,出来れば4,5歳馬を軸にしたいところです。

斤量別成績

過去10年データ

 斤量では52kgの馬の好成績が目立ちます。52kgというのは3歳馬の中でもハンデを背負わされた馬になります。クラシック戦線でのレースを高く評価されており,実力のともった3歳馬と言えるでしょう。逆に3歳馬の中でも51kgと評価が低かった馬は凡走する傾向にあり,要注意が必要です。

 55kg~57kgの4歳馬以上の成績を見ても,複勝率は55kgの馬よりも56kgの馬の方が成績がよく,事前評価の高い馬がそのまま好走しやすいのが分かります。ただ,人気を背負っているため,回収率ではあまりおいしくなく,難しい所です。

馬体重別成績

過去10年データ

 馬体重別成績を見ると,500㎏以上の馬の好走例がないのが気になります。軽めの馬体重の馬も好走できているので,あまりに大きすぎる場合は割引が必要でしょうか。

脚質別成績

過去10年データ

 回収率だけでなく、複勝率でも差し、追込が有利と意外なデータが出ました。
 理由を考えましたが、クイーンSの出走頭数が少なくなりがちなところが原因かなと考えています。出走頭数が少ないと、先頭からしんがりまでの距離が必然的に短くなり、その分差し、追込が届いてしまうのではないかと。

 逆に逃げ馬の成績がかなり悪く、好走するのはかなりハードルが高そうです。

まとめ

・1番人気が強い
・馬番1、2が有利
・3歳の斤量52kgの好走率が高い
・差し、追込有利

・3歳の斤量51kgの成績が悪い
・6歳馬以上は割引
・馬体重500kg以上だと割引
・逃げ馬の成績悪い

以上の条件からMy注目馬はウォーターナビレラテルツェットです。
ウォーターナビレタは1番人気想定で、好走率の高い3歳の斤量52Kgの馬。脚質は逃げではないので問題ありません。
テルツェットは最内枠で、脚質は差し、追込。馬体重も530kg台と軽めですが、今回のデータからは不利にはなりませんでした。

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