スタートで出遅れたのはキングオブコージ。キャッスルトップが押して先頭に立って、ダンビュライトが続く形、一番人気のオーソクレースは近走では後方からの競馬だったが、ルメールは押して行って、先団外に付ける積極的な競馬。アサマノイタズラ、マイネルファンロンは最初から後方にポジションを取る作戦。
中盤は、先頭から中団後方まで馬群は固まってレースを作っており、そんになに縦長になるようなことはなかった。
3コーナーあたりからオーソクレースやスマイルが上がっていき、さらに外からマイネルファンロンとキングオブコージも外を上がっていった。アサマノイタズラはそのさらに後ろから追いかける形。
直線に入ると、馬群が凝縮してごちゃついていると判断したボッケリーニだけが最内に進路をとり、その他の馬は外に持ち出す形。オーソクレースが一瞬抜け出すが、外からマイネルファンロンとキングオブコージが猛追。うちで粘っていたボッケリーニを差し切り、1着にキングオブコージ、2着マイネルファンロン、3着うちで粘ったボッケリーニ、大外差し込んできたアサマノイタズラは4着まで。
ペースはタイム的にはスローからミドルの間だったが、上位の方は差し馬が多かったので結構タフな馬場だったのか後半息を入れるタイミングがなかったのかもしれない。
印象に残ったのは、後方からの競馬を選択して激走したマイネルファンロン。前に行くと最後の決め手に欠ける印象があったが、展開が向いたとはいえ印象的な末脚だった。
前の方に行って粘ったのはボッケリーニ。距離的に最短コースを走ったというのもあるが、大崩れしない強みを見せた。
期待していたアンティシペイトはレースの流れに乗れず、後方をウロウロしてただけ、しばらくは買うのをやめようと思いました。
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