オークスを当てるには桜花賞を分析するのが一番。
結果分析します。
桜花賞出走馬でオークス出走予定馬
ウォーターナビレラ
サークルオブライフ
スターズオンアース
パーソナルハイ
ピンハイ
ナミュール
プレサージュリフト
ライラック
ベルクレスタ
賞金的に全馬出走できそうです。
レースラップ
ハロンタイム 12.4 – 10.8 – 11.4 – 12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.5 – 11.5
前半はそれなりに流れたペースになったが、3コーナーあたりで少しペースが緩み、ぐっと馬群が収縮して直線に入った。
ペース的には前に余裕のある展開で、後ろから、特に外から差してきた馬には厳しい展開でした。
また当日の馬場は内の馬場の状態がよく、内を通った馬が有利でした。
展開的に有利だった馬(逃げ・先行)
・ウォーターナビレラ
展開的に不利だった馬(外差し)
・サークルオブライフ
・ナミュール
・ベルクレスタ
・プレサージュリフト
馬場を味方につけた馬(内を通った馬)
・ウォーターナビレラ
・ピンハイ
・スターズオンアース
・パーソナルハイ
最近の東京の馬場は外からの差しが十分に効く状態ですので、外差しだった4頭は桜花賞よりもいい結果が出せる可能性が高そうです。
騎手のコメントから読み取る
スターズオンアース(川田将雅騎手)
「あまりに際どかったですし、なんとか届いてほしいなと思っていました。前半から思ったほど進むことができなかったので、道中はこの馬のリズムで。ポテンシャルの高さも感じましたが、乗り難しいところも追い切りで感じましたので、そのあたりをこちらがうまく誘導してあげればと思っていました。今後はさらなる成長を期待したいと思っています」
⇒馬のポテンシャルを内差しで最大限に生かした川田騎手のファインプレイと言った印象でしょうか
ウォーターナビレラ(武豊騎手)
「状態は今までで一番良かったですね。返し馬にゲート、ペースと思い通りでした。悔いのないレースができましたね」
⇒なかなかオークスではこれ以上好走するには、さらなる展開と馬場の恩恵が必要な印象です。
サークルオブライフ(M.デムーロ騎手)
「外枠がきつかった。いいスタートをきったけど、行くと脚を使うし、前走のような競馬はしたくなかった。内が残る馬場で、外から伸びて頑張っている」
⇒コメントとレース映像からも一番強い競馬をしたのがこの馬、オークスでは人気を背負って思い通りに走れない可能性だけ気を付けたい。
ピンハイ(高倉稜騎手)
「折り合いもついて、いい形で直線に向けたんですけどね。スムーズだったら、もっと際どい競馬になっていたと思いますが、他馬にも迷惑をかけてしまって、申し訳なかったです」
⇒最後の直線でパーソナルハイとスターズオンアースに不利があったピンハイですが、ピンハイ自身も接触したことで少し減速していました。まともならスターズオンアースの後ろくらいにはいた印象です。
パーソナルハイ(吉田豊騎手)
「もう少しゲートを出れば、2、3番手のもまれないところで運びたいと思っていました。腹をくくってイチかバチか内を突きましたが、ゴチャついて追えませんでした。ひるむ面があると聞いていましたが、そんなところもなく、着差が着差だけに何とかなっていたかもしれません。距離はもっと延びていい馬ですよ」
⇒スタートをレースで確認しましたが、ゲートは普通ですが二の足が遅く、マイルの桜花賞ではなかなか前を取るのは難しかったでしょう、次走のフローラでは中距離戦ということもあり積極的に押して行って先頭を取っているようにオークスでも前に付けることは可能だと思っています。
ベルクレスタ(吉田隼人騎手)
「出たなりでリズムよく、うまく内に潜り込んで、勝ち馬やナミュールを見ながら運べました。ペースが落ち着いて、馬群が密集していたので、直線は思い切って外に出しました。最後はいい伸びを見せてくれましたが、周りも止まりませんでした。これから成長してくれると思います」
⇒コメントの通り外差しを選んだから届かなかっただけで力があるところは見せれたと思います。
ナミュール(横山武史騎手)
「ゲートに課題があるので、(最後入れの大外は)いい枠だと思っていました。レースも内から4頭目で、思い描いた形で直線に向くことができました。早仕掛けだけ気をつけて、予定通り追い出しましたが、スムーズすぎるより、馬群で我慢させた方がいいのかもしれません。まだ成長途上ですが、それでも勝てると思ったんですが…」
⇒負けはしたもののコメントからはかなり自信があったように汲み取れます。馬群の中でとのコメントを受け取るとオークスでは外を回さずに馬群に入れて闘争心を掻き立てる作戦か
プレサージュリフト(戸崎圭太騎手)
「相変わらずゲートが遅かったので後ろからになりました。ペースもゆったりでしたしね。もう少し力をつけてくればと思います」
⇒ポジションが後ろなのには不満がなく、直線でもっと伸びて欲しかったと取れます。オークスでも特にポジションにはこだわらないように感じます。
ライラック(福永祐一騎手)
「ゲート内で何回か後ろにもたれて、後ろに下がった最悪のタイミングで(ゲートが)開いてしまった。スタートの遅れをリカバリーできるレースではないですからね。力を出しきれませんでした」
⇒レース的にも後方からどうこうできるようには感じませんでしたが、にしても負けすぎな印象です。フェアリーの時の走りと比べると体調が戻ってない印象です。オークスでは調教に注目したいと思います。
オークスでの注目馬
サークルオブライフ
桜花賞のレースを見るに一番能力があると感じたのはこの馬です。
人気もするでしょうが、なかなか切ることは難しいと思います。
スターズオンアース
川田が最高の騎乗をしたことは間違いないが、馬も厳しいところを馬群を割って良く伸びてきたと思います。素直に勝ち切ったことは評価すべきと感じました。
ベルクレスタ
着順で評価が低くなっているかもしれませんが、この馬も外からよく伸びてきたのは見逃せない。ただ、サークルオブライフには一度も勝てておらず、サークルオブライフの下の位置づけはしょうがない。
ピンハイ
直線では進路がなくなり外に進路を求めた結果、斜行してしまった形となったが、ピンハイ自身も接触した際にふらつき減速しており、まともならもっと走れたはず。
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