馬場想定
阪神競馬場の馬場状況ですが、開幕週の良馬場での開催で、セオリーとしてはスムーズに内を回れればかなり有利にレースを進められると想定されましたが、土曜日のレース傾向としては差しや追込も決まってはいました。
ただ、差し馬で馬券になった馬は能力が抜けていた場合や、少頭数で隊列が短かった場合で、そこまで気にしなくてもいいのかなと思います。
むしろレース映像を見る限り、馬場状態はかなり綺麗でセオリー通りに内、前のポジションを狙える馬を狙うべきだと思います。
隊列予想
逃げるのはジャングロ。
もともとスタートがかなり上手く、前走のアイビスSDでの走りを見ている限りでも十分逃げれるだけのスピードは持っていると思います。
番手にヴァトレニとテイエムスパーダ。
先団にレジェーロ、アグリ、スマートクラージュ。
中団にドルチェモア、ピクシーナイト、ビッグシーザー、ブトンドール。
後方にボンボヤージ、ディヴィナシオン、モリノドリーム。最後方にはエイシンスポッターとロンドンプラン。
展開予想
レースペースはミドルペースと予想します。
暴走して逃げるような馬はいませんし、開幕週で前の方に意識が向くとは思いますが、有力馬は中団辺りに固まっており、そこまで極端な展開になる感じではありません。
この展開と馬場状態を加味すると、基本的には前有利で予想をしようと思います。
全頭診断
最終結論
◎ジャングロ
○スマートクラージュ
▲ビッグシーザー
△ヴァトレニ
ジャングロ
速いスタートから、持ち前のスピードを活かして先行し、道中の追走にも余裕があり、終いもいい脚が使えるのが同馬の特徴です。1200m戦でのレース内容がかなり強く、前走の久々のアイビスSDでも十分にレースのスピードにはついていけていました。終いの粘りが前走では物足りませんでしたが、休み明けひと叩きして状態はアップしていると考えられ、少しでも道中で息が入れば前目からいい脚が使えそうで、今の馬場ともマッチし、好走確率はかなり高いと考えられます。
スマートクラージュ
前走のCBC賞ではマッドクールに蓋をされスムーズに加速できなかったにもかかわらず3着と好走できており、その時の勝ち馬のジャスパークローネはその後連勝しており、メンバーレベルもそれなりに高かったかなと思います。気性的な部分で少し不安定な面もありますが、重賞でも何度も好走しており、能力的には十分に足りると思います。脚質的にも前目で、今の馬場にもマッチしそうです。
ビッグシーザー
前走は最後ルガルに差されてしまいましたが、4着以下とはしっかりと着差は付けれており、3歳世代の中では十分上位の実力はあると思います。スタートはそこまで速くないので、道中のポジションが不安点ではありますが、斤量のハンデを貰っている3歳の間なら今の能力でも通用してもいいのではと思います。葵Sから成長しているならいいのですが、成長していないとギリギリかなといった感じです。
ヴァトレニ
完全にノーマークですが、内枠から先行は出来そうで、調子次第では3着に粘れるのではと思いますので、紐では抑えたいかなと思います。
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