馬場想定
土曜日の札幌競馬場の馬場は良馬場での開催で、タイムもそこそこ出ていました。また、コースも今週からCコースに替わっており、前に有利な馬場状態でした。
土曜日の芝のレースでは逃げ馬が7レース中6勝しており、レースペースもあったかと思いますが、かなり前に有利な馬場状態と言えそうです。
日曜日の札幌競馬場の天気は曇りのち雨で、降水量はそこまでですが、パンパンの良馬場ではなさそうです。札幌競馬場は洋芝でもありますし、ある程度パワーも兼ね備えているほうが良さそうです。
馬場的に狙いたいのは、前に行ける馬と、Cコース替わりということで内を走りそうな馬です。
隊列予想
逃げるのはユニコーンライオンとアフリカンゴールド。
陣営がどちらも逃げ宣言しており、ジャックドールよりも前のポジションを積極的に取ってきそうです。
番手にジャックドール。
続いてウインマリリンとソーヴァリアント。
ジャックドールとウインマリリンはスタート上手いですし、今日の馬場を見ているとルメール騎手は1枠ということもあり積極的に前のポジションを取ってくると思われます。
中団前目にマテンロウレオ、ヒシイグアス。
マテンロウレオは近走比較的前目のポジションを取ってきています。
中団にヤマニンサルバム、ウインマイティー、ダノンベルーガ、シャフリヤール。
人気どころのダノンベルーガとシャフリヤールは基本的には差し馬。
後方にプログノーシス、イズジョーノキセキ、トップナイフ。
最後方にラーグルフ。
プログノーシスはゲートの練習をしているみたいで、後方からだとは思いますが、最後方とかにはならないのではと思います。
展開予想
レースペースはハイペースと予想します。
武騎手の乗るジャックドールはミドルペース以上のペースで走ることが多いですし、それよりも前に行くようなことになるとハイペースになってくるのかなと思います。
ただ、ジャックドール自身はミドルペースでの追走で、前の2頭が少し離しての逃げと予想します。
馬群はジャックドールの淀みのないミドルペースで、脚を溜めての瞬発力勝負とかにはならないと思われます。
展開としての狙いは、瞬発力型というよりも持久型の脚を持つ馬を狙いたいです。脚質は馬場も考慮すると追込みでは厳しそうで、外を回って差してくるのはハイペースではあってもなかなか厳しいと思われます。
最終結論
◎マテンロウレオ
○ウインマリリン
▲ジャックドール
マテンロウレオ
今年に入ってからの重賞ではG1馬など相手にまずまずの着差で走れており、今回のペースを握るジャックドールが逃げた大阪杯でも4着と好走しています。また、脚質も先行寄りで、成績に安定感があり、今の札幌の前有利な馬場とも相性が良さそうです。まだ4歳馬で晩成型のハーツクライ産駒ということもあり伸びしろに期待しての本命です。また、能力的にはヒシイグアスと同じくらいあると思っていますので、このオッズであれば積極的に買おうと思います。
ウインマリリン
昨年の3着馬。その後、先行勢に展開が向かなかったエリザベス女王杯を前で粘って2着。次の香港ヴァーズを勝つなど現在充実期とも取れる活躍。得意なコースも直線の長いコースよりも前目から脚を伸ばせる小回りコースでこのレースとの相性も良さそうです。東京の方が得意そうなプログノーシス、ダノンベルーガ、シャフリヤールよりも人気がなく、この馬も積極的に狙っていきたいです。
ジャックドール
他に逃げ馬がいますが、この馬のペースでレースはできそうで力は発揮できそうです。昨年の札幌記念でも勝っていますし洋芝適正は大丈夫。前走の安田記念では負けていますが、初めてのマイルですんなり先行できていたのを見てもスピードの能力はかなり高いものがあると思います。コーナーの緩い札幌競馬場ならそのスピードを活かしたレースが出来そうで、1番人気ですが買わないわけにはいかないと思います。
ソーヴァリアントは、気性的なところで安定感がなく、脚質や小回り適正などは良さそうなのですが、なかなか軸にはできません。今回はハミの馬具を変えるということですが紐に入れるかどうか位にしておこうと思います。
シャフリヤール、ダノンベルーガ、プログノーシスは脚質が後方ですし、適正的にも長い直線向きだと思います。
マテンロウレオ、ウインマリリンがかなり期待値的に高いと思っていますので、どちらかは好走してほしいと思います。ウインマリリンのところでも書きましたが、ジャックドール以外の人気馬に不安要素があり、穴から広く狙っていきたいと思います。
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