馬場想定
土曜日の札幌競馬場の馬場状況は不良馬場から始まり午後は重馬場開催と、雨の影響で脚抜きのいい馬場状況で、スピードの出る馬場状況だったと思います。
日曜日の天気予報も曇りのち雨で、馬場はそこまで回復はせず、稍重～重馬場くらいで開催となりそうです。
狙いとしては、パワー型よりもスピード型を狙っていきたいと思います。得意な距離は2000ｍ以上ではなくどちらかというと1600ｍとかのマイルよりの方がスピード寄りかなと思いますので、そのあたり狙いです。
隊列予想
逃げるのはペプチドナイル。
近２走で逃げて結果を出してますので、富田騎手の重賞初勝利を目指して積極的に逃げてきそうです。
番手にワールドタキオン、タイセイサムソン。
ワールドタキオンはスタートが速いですので、比較的前にポジションが取れそうです。
先団にベレヌス、シルトプレ。
ダート久々のベレヌスですが、どのポジションを取ってくるのか予想が難しいですが、芝では逃げてましたので、先団くらいにはポジション取ってきそうです。
中団にオーソリティ、ロッシュローブ、ルコルセール、アシャカトブ、ペイシャエス。
初ダートのオーソリティですが、芝では先行していましたので、中団よりも前にいるかなと思います。初ダートですので、砂を被らないよう馬群の外を走る可能性も高そうです。
後方にカフジオクタゴン、ファルコニア、セキフウ、最後方にロードブレス。
近走先行しているカフジオクタゴンですが、池添騎手に乗り替わりで個人的に差し競馬を試して欲しいと思ってますし、思い切りのいい騎手ですので、ここは後方から競馬をすると予想してみます。
展開予想
レースペースはミドルペースと予想します。
逃げ候補はペプチドナイル、タイセイサムソン、ベレヌスですが、絶対逃げたいのはペプチドナイルだと思いますので、ペプチドナイルが逃げると予想します。
ペプチドナイルの逃げるペースを見ているとそこまで速いペースで逃げてはいないのですが、初重賞勝利が掛かっているので、逃げは絶対に譲らないと思います。ただ、タイセイサムソンも前走逃げて結果を出しており、外枠から競りかけていく可能性も結構ありそうで、そうなるとスローペースで逃げるのは難しいのではと思います。
狙いとしては、ペースはそこまで落ちないと思いますので、馬場の狙いと同じようにスピードがある馬で、ポジションはそこまで前、後ろの有利不利はなく、若干前有利くらいでいきたいと思います。
全頭診断
最終結論
◎タイセイサムソン
○ロッシュローブ
▲ペプチドナイル
△セキフウ
タイセイサムソン
前走のアハルテケSでは積極的に逃げ、ペースをそこまで落とさずのミドルペースを最後の直線でも速い上りを使って逃げ切っており、かなり強い勝ち方だったと思います。今までは1400ｍを中心に使われてきましたが、前走は1600ｍで完勝しており、今回は100ｍプラスの1700ｍになりますが、馬場の予想は重馬場で、そこまでスタミナが問われない、スピードでこなせる馬場かなと思いますので、前走のスピードを活かして走ってくれると期待します。
ロッシュローブ
近２走は正直完敗かなと思います。ただ、３走前の重馬場で開催されたオープン戦を勝っており、それ以前のレースを見ていても明らかに重馬場が得意だと思います。持ち時計も結構いい時計を持っていますし、休み明けを前走でひと叩きしての今回。好走確率はそこそこあると思っていますので、１０番人気くらいであれば期待値は高いと思いますので、ここは期待したいと思います。
ペプチドナイル
現在２連勝中で、どちらも逃げて直線でも後続を突き放す強い競馬を見せてくれています。今回は一番人気で、マークされることが予想されますし、初重賞勝利が掛かっており逃げにこだわることも考えられますので、本命にはせず、対抗までで評価したいと思います。
セキフウ
本馬の特徴は安定した末脚で、ペースがスローでなければそれなりに追い込んでくると思われます。ただ、前走なんかを見ていますと、ラストでルコルセールを差せなかったところなんかを見ていると若干距離が長いのかなと、最後の詰めの甘さがレースで見られますので、突き抜ける感じではなく、紐候補かなといった感じです。
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