【能力分析】中京記念2023 全馬診断

アドマイヤビルゴ B

前走のリステッド戦では6か月ぶりのレースでさらにプラス体重14㎏、斤量60㎏と、かなり厳しい条件でのレースだったと思います。先団からレースを進め最後の直線では全く伸びず、最下位でしたが、色々と言い訳はできるレースだったので、これで見限るのは早計かなと思います。
2走前のレースではスローペースで逃げる、有利な形でのレースとなりましたが、プログノーシスに勝っており、能力を発揮できれば重賞でも好走できると思います。
前走の負けは完敗でしたが、今回は3か月ぶりのレースとなり、一変する可能性もあると思います。

アナゴサン B

前走はハイペースを2番手追走し、直線では粘っていましたが、ラスト100で止まってしまいました。ペースが速かったので負けてしまったのは仕方がないのかもしれません。
2走前は重馬場でのレースを2番手追走で前目でレースをし、ペースがそこまで速くなかったので前目有利なレースでの好走だったかなと思います。
3走前の3勝クラスの勝ったレースではスローペースを単騎逃げできており、展開面でかなり有利だったと思います。
脚質は逃げ、先行で、前目からいい脚を使って粘りこむという感じです。スタートはそこまで速くないですが、展開がはまれば好走があってもいいかなといった感じです。

ヴァリアメンテ A

今回は前走から約1年ぶりのレースとなります。
前走のオープン戦ではレッドベルオーブの大逃げの展開を中団から追走し、直線ではいい伸びを見せ3着でした。レースペースとしてはハイペースでしたが、2番手以降はよくてもミドルペース程度で、淀みない流れからの持久戦でもよく伸びていたと思います。
2走前の中京記念ではスローペースで前有利な展開を後方から最速の上りを使っての4着と負けて強しの内容でした。
オープンクラスでも末脚は十分通用しており、能力的にはいつか重賞を勝ちそうだと思います。
あとは、もう少し展開がはまればといった感じで、ペースが流れるようだと十分好走がありそうです。

ウイングレイテスト B

前走はハイペースを前目からレースを進め、最後の直線でもいい伸びを見せましたが、後方からの差し馬に差されてしまいました。前で粘れていたのは良く、ペースがもう少し遅ければ勝っていてもおかしくない走りでした。
2走前のダービー卿では、前目からレースを進め、ペースはミドルペースでしたが、上位陣とは結構手応えの違いがあり、力差を感じる走りでした。
展開がはまれば重賞でも好走あってもいいかもですが、まともにレースをすると重賞を勝つにはワンパンチ足りない感じです。

カイザーミノル C

前走のレースでは後方からレースを進めましたが、ペースがスローペースでそれなりの上りを使ったのですが、前も全然止まらず、最下位となってしまいました。ペースとポジション的に結構厳しいレースでしたので、仕方がないかなとは思います。
もともとスローペースからの瞬発力勝負ではあまり好走できておらず、得意なパターンはある程度ペースが流れたときに中団あたりからバテない脚を使い粘りこむレースで、ポジションが前目に取れないと好走率がガクッと下がります。隊列で中団くらのポジションが取れて、ペースもある程度流れてくれてギリギリ好走あるかなといった感じです。

サブライムアンセム C

前走のVMでは出遅れて、最後方からのレースになったにも関わらず終始かかり気味で、ちぐはぐなレースでした。直線では伸びてはいましたが、前も止まらず。
2走前の阪神牝馬では1枠発走で、スタートを決め、前目でレースを進めました。スローペースだったのも良く、枠、展開、スタートの3つが揃っての好走といった感じです。
もともとゲートは上手くなく、折り合いも不安が終始あります。なかなか好走するための条件が多く、人気してなくても買いずらい感じはあります。

シュリ C

前走の東京新聞杯ではまずまずしまったペースを前目からレースを進めましたが、直線では早々に手ごたえが悪くなり、ズルズルと下がっていきました。
昨年は関屋記念で好走してますが、スローペースを逃げれての好走であまり評価はできません、それ以前のレースでもスローで逃げたレースでの好走が多く、展開がはまってようやくといった感じです。

セルバーグ A

前走はハイペースを前目のポジションで馬群の外を終始追走し距離のロスが多く、厳しいレースでした。直線での不利もあり、最後は流すようなレースになってしまいました。
2走前のレースでは重馬場でスローペースを後方からレースを進め、直線では内を差しての4着。内差しは距離ロスをカットできており、最後は少し脚が止まってしまったような感じがしましたが、まずまずの伸びでした。
それ以前のレースではスローペースを逃げての好走が目立っていましたが、2走前のレースを見てますと末脚もまずまずあり、それなりのペースであれば直線の伸びも期待できそうです。前走は展開や直線での不利がありましたので、人気が落ちるようであれば穴馬としてはかなり面白いのではないかと思います。

ダノンスコーピオン B

前走の安田記念ではいいスタートから先団を追走しましたが、直線ではじりじりとしか伸びず、後方の馬に差されて、13着でした。止まってはいませんが、伸びてはおらずといった感じです。
それ以前のレースでも昨年のマイルCSから調子が上がっておらず、今回も59㎏の斤量を背負うのはかなりマイナス。相手関係はかなり弱体化されますが人気もまずまずしそうですし積極的に買いたいとは思えません。

ディヴィーナ A

前走のVMではレース全体として前有利な展開の中、後方から馬群の外を唯一上がってきており、説明できませんが、異次元の脚だったと思います。
2走前のレースでは最後方からのスタートでしたが、少し掛かり気味に上がっていき、直線では伸びを欠き、最下位とちぐはぐなレースでした。直線でまっすぐ走れていなく、右回りだと走りにくそうな感じです。
前走の走りははあわやスターズオンアースを差してしまうのではないかという伸びで驚きましたが、それ以前のレースを見ていると折り合いを欠いてるレースや、右回りだと少し成績が悪い感じです。
今回は得意の左回りですし、後方からの脚質がデムーロとあってそうですので、前走の走りを見ている限りここでも好走があってもおかしくありません。

ベジャール B

前走はダートの条件戦でしたが、前目からいい脚をいい伸びで初ダートで勝っています。
2走前のレースでは、ミドルペースを後方から最速の上りを使って3着といい伸びを見せてくれました。
それ以前のレースでは基本的に後方からのレースが多かったですし、スローペースのレースが多く展開的に厳しかった印象です。
スタートはあまり上手くないですので、今回も後方からのレースが予想され、差しがきく展開になれば好走があっても良さそうです。
前走がダートで勝っているところや、馬体の大きさを見てもパワーに溢れており、長くいい脚を使える点が特徴でペースが上がって持久力戦になったほうがいいと思います。

ホウオウアマゾン C

前走は海外競馬で、2走前の阪急杯ではスローペースで前有利な展開を3番手から3着と展開のおかげで好走したような感じでした。
それ以前のレースを見ていると、近走は追走に苦労しているようで、スピード不足が目につきます。もともとキレる脚を持っていないので、前目に付けないと厳しく、スローペースとか前有利の展開にならないと好走は難しいと思います。

ミッキーブリランテ B

前走のリステッド戦では、後方からのレースでいい上りを使っての5着でした。差し馬が有利なレースな印象でしたので、まずまずの走りだったかなと思います。
2走前の京王杯SCでは直線で手綱を引く不利もあり、10着とふるいませんでしたが近走は最後まで脚が止まらず、前が崩れる展開になれば好走があっても良さそうです。
ただ、今までのレースを見ていますと、距離は1600がギリギリで、中山競馬場の成績がいいですので、長い脚を要求される長い直線よりも小回りとかの方が距離のごまかしがきくのかなといった感じです。

メイショウシンタケ B

前走のリステッド戦ではハイペースを後方から追走し、直線では追い出すのがスムーズではありませんでしたが、最後まで伸び続けて完勝でした。展開がハマった感はありますが、同じような走りができればオープンクラスでも好走できそうです。
2走前は重馬場で後方からの競馬でしたが、展開的には前が有利で後方からでは厳しい展開。それでも伸びはじわじわとした感じで、少し物足りなく映りました。
前走の走りは良かったですが、展開がハマった感じが大きく、以前のレースを見ていてもハイペースを後方から差してきているレースで好走できており、ペースが遅いと出番はなさそうです。

ルージュスティリア B

前走のVMでは、外枠発走でソダシと同じようなコース取りでのレースでしたが、直線では伸びず、正攻法ではG1ではまだ力が足りないといった感じです。
2走前の阪神牝馬ではスタートは良かったのですが、少し掛かり気味でしたので、落ち着かせて中団後方からの競馬。直線では進路が無く、強引に外に待ちだした割には伸びはそこそこで少し物足りない内容でした。
それ以前のレースを見ていますと、スローペースを前目からいい瞬発力を使い、キレのある走りで圧勝しているレースが見られました。
得意なパターンとしてはスローペースからの瞬発力勝負で、レースレベルが上がるとペースが上がりやすいですので、人気のわりに危ない感じがします。
近2走一緒に走っているサウンドビバーチェと同じくらいの力かなと思います。

ワールドウインズ C

前走はハイペースを先団で追走しましたが、4コーナーですでに手ごたえが悪く、直線でも止まってはいませんが伸びがなく、7着と物足りない結果でした。
2走前のレースではスローペースを中団からレースを進めましたが、前が止まらず、外から伸びてはきましたが、展開的に厳しかったかなと思います。
近走のレースで好走できたのは昨年のメイSだけで、展開としてはかなりのスローペースを内々で脚を溜め、直線では最内を突いていい伸びを見せての3着でした。かなりのスローペースでしたので距離のロスのないコース取りも良かったと思います。
好走しているときのパターンを見ていると、スローペースの時で、ペースが速くなると好走がかなり厳しいと思います。

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