馬場想定
土曜日の函館競馬場の馬場状態は開催中に雨が降っており、最終的には重馬場での開催。
土曜日の函館2歳Sでは前に行った馬で決着しており、去年よりも馬場の状態は良さそうです。
内を通った馬も馬券にまずまず絡んでおり、函館競馬場の小回りの特性のまま、前と内が有利なレースが多かった印象です。
明日の天気は雨は降らない予報で、馬場は土曜日よりも回復してくることが想定されます。
重賞になって差しが決まるというパターンもありますが、馬場の状態としては後方からでは厳しい印象で、ある程度前のポジションが取れることが好走の条件かなと思います。
隊列予想
逃げるのはユニコーンライオン。テーオーシリウスも迷いましたが、内枠と外枠の差でユニコーンライオンが逃げるかなと思います。
番手には内からドーブネ。外枠から、ローゼライト、キングオブドラゴン。
キングオブドラゴンはそこまでスタート速くないですが、大外枠なので、行こうと思えば前に行けそうです。
先団にはブローザホーン、アルナシーム、ヤマニンサルバム、ロングラン、ローシャムパーク。
ブローザホーンは気性的に前に行きそうで、中央の枠というのも折り合いにはいいのかなと思います。
中団にルビーカサブランカ、アラタ、マイネルウィルトス、ハヤヤッコ。
この辺りの馬もスタート次第では、前に行けそうではあります。
後方にイクスプロージョン、最後方からスカーフェイス。
イクスプロージョンはスピードがあまりないので、押して行ってもあまり前には行けないと思います。スカーフェイスのポジションには自信があります。前走の走りや、昨年の結果からも後方からレースを進めてくると思います。
展開予想
レースペースはミドルペースと予想します。
逃げ馬の今までの逃げを見ていても、暴走して逃げる感じではなく、逃げ馬は2頭くらいかなと思いますので、そこまで逃げ馬争いは激化しなさそうです。
それでも土曜日の結果を見ていると、前が有利に映りましたので、各馬は前のポジションを意識するはずで、スローにペースは落ちないかなと思います。
4コーナーの時点で前に居ないと先頭まで届かないと思いますので、3コーナーからペースが上がって、ポジションの取り合いになりそうです。
狙いとしては、先団、もしくは中団の馬です。
逃げ馬は警戒され、楽には逃げられないと思いますので、少し評価を落としてもいいかなと思います。
差し、追込は厳しいですので、評価はかなり低めでいいかと。
全頭診断
最終結論
◎キングオブドラゴン
○ブローザホーン
▲アラタ
△テーオーシリウス
キンブオブドラゴン
前走は4コーナーの時点で既に手ごたえが悪く、ペースか距離かが合わなかった印象。2走前の京都記念ではドウデゥースには完敗でしたが、2着馬以下にはそこまで負けておらず、今回出走するユニコーンライオンよりもいい走りだったと思います。そのユニコーンライオンよりも今回は斤量が3キロも軽く、週中から買いたいと思っていました。脚質的にも前にポジションが取れそうで、展開とも合いそうです。
ブローザホーン
前走のレースでは不良馬場で上がりの掛かるレースでしたが、最速の上がりを使い、2着馬とは5馬身差を付ける圧勝のレースでした。上りの掛かる馬場で圧勝したのは今回のレースに繋がりそうです。それ以外のレースを見ていても余裕のある勝ち方で休養明けからは安定したレースをしているのも好感。馬格が小さい馬ですので、軽い斤量で走れる今回はチャンスで、買うなら今回かなと思います。
アラタ
前走の巴賞ではかなり余裕のある勝ちで、同じメンバーなら負けないような感じでした。実績と能力は今回のメンバーの中で一番。斤量は背負いますが、前走は同じ斤量で勝っているのも良い。脚質も自在で、比較的いいポジションが取れそうですし、枠も極端な枠でないのもいい。人気はしてますが、切れない。
テーオーシリウス
前走は逃げての3着でしたが、負けたドーブネとは今回は2キロ差の斤量ハンデをもらっており、前走の着差的に逆転は可能だと思っています。スタートは速いですので、外枠であっても楽に前の方にポジションが取れそうなのもいい。昔はハイペースで逃げてバテて負けることが多かったですが、近走のレースはペースを抑えて走ることを覚え、成績が安定しています。最後までバテずに止まらない脚を持ってますので、持久戦になれば好走できると思います。
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