馬場想定
土曜日の福島競馬場の馬場は良馬場開催で、３，４コーナーは若干痛んできているかなといった感じでした。
レースを見てますと、そんなにペースが速いレースはなかったですが、先行が若干有利といった感じで、差し馬も何頭か馬券に来ていましたので、ペースがもう少し上がれば差しが決まりやすくなるかなといった感じです。ただ、来ていた差し馬は全て外を回して好走していましたので、内差しはなかなか決まらいかなとは思います。
明日の天気は、今晩に少し雨が降るらしいですが、明日の日中は晴れのようですので、馬場は良馬場。
今日に比べてさらに内の馬場は悪くなるとは思いますので、若干外が有利として予想していきます。
隊列予想
逃げるのはフェーングロッテンと予想します。近３走で逃げており、そんなにスタートは速くない印象ですが、ここは逃げの形にこだわってくると予想します。
番手に外枠から多数殺到。ショウナンマグマ、シフルマン、セイウンハーデス。
内の先団のポジションにバトルボーン。
先団外目に、レッドランメルト、テーオーソラネル。
中団に内から、ククナ、カレンルシェルブル、ガロアクリーク、グランオフィシエ。
後方に内から、エヒト、ホウオウエミーズ、サンレイポケット、ヒンドゥタイムズ、最後方にトーラスジェミニ。
展開予想
レースペースはミドルペースと予想します。
外枠に先行勢が多く、序盤はポジション争いが激しくなるのは予想されますが、１コーナーに入り、隊列が決まってからはペースが落ち着き、前半１０００mは１分を少し切る程度のミドルペース。
逃げ馬のフェーングロッテンは近走逃げてはいますが、そこまで速いペースで逃げてはいなくて、内枠に逃げ馬はいませんので、逃げ馬の中では一番内枠に入ってますので、序盤のポジション取りも比較的楽な部類かなと。
それでも３コーナーあたりからは毎年ペースが上がりますので、序盤に脚を使った先行馬は余力が少なく、厳しい流れになりそうです。
狙いとしては内枠の先行馬と外差しのできそうな差し馬です。
全頭診断
最終結論
◎カレンルシェルブル
○ヒンドゥタイムズ
▲バトルボーン
△フェーングロッテン
カレンルシェルブル
前走の新潟大賞典では伸びず１０着でしたが、不良馬場でかなり特殊な馬場だったのでそこまで気にしなくてもいいと思います。２走前の福島民報杯では馬群の外々の上がっていき、今回の好走パターンですでに好走しており、オープンクラスでも毎レースいい末脚を使えているのは能力の証。斎藤騎手の継続騎乗で２走前と同じ走り方をすれば今の馬場とマッチし、好走確率がかなり高くなると思われます。
ヒンドゥタイムズ
前走の鳴尾記念では後方からの競馬で直線だけで前には届きませんでしたが、最速の上がりを使えており、状態は悪くありません。また、２走前の大阪杯では大敗しておりますが、それは前半でポジションを取りに行き前半で脚を使ってしまったためで、それ以外のレースでは安定していい末脚が使えています。今回騎乗する団野騎手も差し馬との相性が良く、トップハンデを背負いますが、末脚に賭ける競馬をすれば十分好走ありそうです。
バトルボーン
条件戦の走りを見ていても２着馬との接戦だったとしても３着馬との差はかなりあるレースが多く、能力は条件戦では抜けていると思われます。展開的には前は少し不利と見てますが、スタートがかなり上手く、内枠で先行する唯一の馬で先行争いに参加せず内のいいポジションが取れそうです。他の不安点では騎手がルメール騎手から津村騎手に乗り替わることと、７か月ぶりのレースになるところです。それでも斤量的にはハンデを貰ってますので、不利を跳ね返してくれると思います。
フェーングロッテン
現在重賞で３連続馬券内と好走を続けています、重賞を勝つのも時間の問題かと思いますが、今回は先行が不利になると予想しており、斤量も結構背負いますので、そのあたりは不安。ただ、先行勢の中では内枠の方に入っており、スタートを五分に出ればそのまま枠の通り、逃げることが出来そうです。前走は一度差されたあと差し返しており、逃げればかなりしぶとく脚を使えそうです。
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