エヒト B
2走前のAJCCではスローペースの瞬発力勝負を4コーナー手前から馬群の外々を動いていき、直線でも脚が鈍らず伸びて惜しくの2着とメンバーの中で一番強い競馬をしたと思います。道中のポジションは後ろ目で展開に左右されるところはありますが、いい内容でした。
3走前のチャレンジカップでは中団前目のいいポジションからの競馬でしたが、レースペースは速めで、3コーナーの時点で各馬の手綱が動き出す持続力が要求されるレースでした。それでも直線では馬群の外に出すロスがありながらも最後は前との差を詰めていますし、これもいい内容でした。
4走前の新潟記念では直線では若干馬場の悪い内を通ったことも影響があったのか、平均ペースの展開で伸びれてなかったのは微妙。左回りやハンデ戦で斤量を背負っていたのが原因か。
スタートもそこまで悪くないですし、近走の内容もいいともいます。ただ、今回のレースは海外帰りの5か月ぶりのレースと今までとは臨戦過程が違います、しかも58㎏という斤量も背負いますので、能力はあるのですが軸にはしずらく、人気をするようなら切るのもアリかなとは思います。
カレンルシェルブル B
前走の新潟大賞典は不良馬場でのレースでかなり特殊な馬場だったので、あまり参考にしないほうが良く、重馬場がそこまで得意ではない程度に捉えておけばいいと思います。
2走前のレースでは内が荒れている福島競馬場の稍重馬場でパワーが必要とする馬場で、ミドルペースを3コーナー過ぎから馬群の外々を回っていき、直線では馬場の外側のきれいなところを伸びてきました。先行勢が3コーナーで垂れてきており、差し有利な展開で馬場のいいところを終始通れていたので、見た目ほど圧勝とは思わないほうがいいと思います。
4走前の中山金杯では道中は内でじっと我慢して、直線だけ内を突く着狙いの競馬でそんなに評価しなくていいと思います。
脚質は差しで、オープンクラスでも速い上りを使えていますが、近走の好走は展開やメンバーに恵まれた感があり、結構斤量背負いますし、まずまずの評価といったとこでしょうか。
ガロアクリーク B
前走は1年ぶりのレースで淀みのないミドルペースを先行し、直線でもまずまずの伸びを見せました。最後は外から来た馬に差されましたが、最後まで止まってはいませんでしたので展開次第で、もう少し上の着順にはなれそうです。
それ以前のレースでも上りの掛かるレースでの好走が多く、馬場が渋るのは歓迎だと思います。1年ぶりのレースを使って上積みはありそうで、スタートもまずまずいいです。斤量も1㎏下がるのも悪くない。人気がないなら抑えても面白そうです。
ククナ C
前走はスローからの瞬発力勝負でしたが、直線での伸びはイマイチで、スイッチが入らないままゴールしてしまった感じです。
2走前もスローからの瞬発力勝負、前有利な展開を3番手からいい脚を使って、クビ差の勝ちとあまり評価できません。
3走前はスローペースの前有利な展開を直線だけで、いい脚を使ってハナ差の5着といい瞬発力を見せました。
近走はスローペースのレースが続いており、そこではまずまず好走はできていますが、消耗戦になりやすい七夕賞では能力が発揮できるかは未知数です。
また、前走は全然いいところがなく距離が長かったのか、稍重馬場が合わなかったのかわかりませんが、久々の重賞挑戦になりますが、前走内容と瞬発力に秀でた成績とで、斤量的には有利ですが今回はなかなか厳しいと思います。
グランオフィシエ B
前走はスローペースの前有利な展開を4番手から伸びてアタマ差の勝利と評価しずらい内容です。稍重馬場でしたが上りは33秒台と軽い馬場の瞬発力勝負に勝ったといったレースです。
2走前の金鯱賞では先団外目を追走し、スローペースの前有利な流れでしたが、直線では全く伸びず、重賞組とはだいぶ能力差があると感じました。
3走前はスローペースを中団追走し、あまりのペースの遅さに後続が3コーナー手前からペースを上げていったのをついていかず、直線だけに賭ける競馬で最後ハナ差の勝利でした。マイペースで競馬をしたのが一番の勝因で他馬がペースを乱したのが大きかったといった感じでした。
2走前の金鯱賞では完全に能力負けで今回人気のフェーングロッテンと同じ斤量では相手にならないという印象です。今回は1㎏の斤量のハンデをもらっていますが、逆転をするにはかなりの展開や馬場の手助けが必要だと思います。
サンレイポケット B
前走は長距離戦で、最後方からマイペースでレースをすすめましたが、最後の伸びはそこまでで、バテた馬を交わしただけのレースでした。
2走前も長距離戦で、スローペースでの展開でしたので中団でレースを進められましたが、ラストの伸びはまずまずで、キレは感じられませんでしたが最後まで伸びていたのは良かった。
近走は道中のポジションが後方寄りになっており、追走力の低下が不安です。さらに末脚のキレもなくなってきている感じもありますので、後方から差してくるには前がバテる必要がありますし、上りの掛かる展開も必要となかなか出口が見えないといった感じでしょうか。最後まで止まらず伸びては来るとは思いますが、斤量は58㎏とハンデは背負っている。
シフルマン C
今回は約1年ぶりのレースとなります。理由は筋肉系のトラブルらしく、普通に状態面では不安がありそうです。
前走は小倉記念でミドルペースでの逃げでしたが、4コーナーで脚が止まっており、評価できる走りではありません。
2走前の都大路Sではかなりのスローペースを前目から押し切っており、レースレベルが低く評価も低い。
状態面と能力面で不安があり、久々のレースで厳しいと思います。
ショウナンマグマ C
前走は2,3着馬が、2,3番手でレースを進めた展開を逃げて15着といいところがありませんでした。
2走前の新潟大賞典も2番手でレースを進め13着と大敗。
3走前の中山記念ではスローペースを2番手でレースを進め7着でしたが、前との着差はそんなになく4コーナーの手応えは良かったと思います。
スローペースで逃げれれば好走があるかもしれませんが、近2走の内容が良くなく、状態面で不安です。
さらに今回は同型も多いですので、好走確率はさらに下がるかなと思います。
セイウンハーデス A
前走は不良馬場をミドルペースで逃げて、3着馬とは8馬身差をつけて2着と重馬場適性を発揮して好走しました。ただ、かなり特殊な馬場でしたし、斤量もハンデをもらっていましたので、そこまで評価するのは危険かなと思います。重馬場適性はある!程度にとどめておこうと思います。
2走前は道中は常に折り合いがギリギリで、手綱を抑えておかないと飛んでいきそうな手応えでしたが、ラストもしっかりと伸び勝ち切っています。前有利な展開がはまった感もありますが、ハンデを背負って勝ち切っておりますので、まずまず評価して良さそうです。
3走前の菊花賞は終始道中で力んで走っており、4コーナーの時点ですでに手ごたえが残っておらず、気性面で長距離との相性が悪かった感じです。
菊花賞から休養を挟んでプラス14㎏と成長を感じさせる近2走です。前走負けたカラテもG3なら主役を張れる馬ですし、そこまでキレる末脚ではないですので、上りの掛かる小回りの競馬場との相性も良さそうです。斤量もそこまで背負いませんし、人気はしそうですが、好走が期待できると思います。
テーオーソラネル A
前走はスローペースで前有利な展開を中団から33秒の脚を使って差し切っており、瞬発力の高さを見せつけてくれました。
2走前はスローペースを逃げて最速の上りを使う強い内容で、完勝でした。
現在、ブリンカーを外してから3連勝中ですが内容はすべてスローペースからの瞬発力勝負と、今回の七夕賞は例年持久力戦になる傾向があるので、適正面では未知数ではあります。
ただ、前走なんかは前有利な流れを強引に差し切っており、斤量も56㎏とハンデをもらっていますので、上手く乗ることができれば十分好走があってもいいかなと思います。
トーラスジェミニ C
近走いいところがなくボロ負けばっかり。
厳しいです。
バトルボーン A
前走は大外スタートでしたが、ゲートをスムーズに出れ、二の足も速かったので、スムーズに2番手追走できていました。ペースはまずまずのミドルペースで、決して前有利なペースではなかったと思いますが、いい伸びで最後レインフロムヘブンの追撃を凌いで1着と4連勝を飾りました。ただ、斤量でハンデがありましたので、なければ最後差されていたとは思います。
2走前はスローペースを2番手追走し、ペースの割に縦長の隊列で前有利な展開を最後サンストックトンとの叩き合いを制し1着で3着馬とは7馬身差をつけての勝利と2勝クラスでは普通に勝ち負けになるなといった感じです。
走り方的には速い上りを要求されるよりも多少タフな馬場の方が合うかなという印象ですので、福島の適正もありそうです。
不安点を挙げるなら騎手の乗り替わりで、ルメール騎手で3連勝してきて、重賞で津村騎手に替わるとこですね。あと、今回は逃げ先行馬が多いことで今までのようにスムーズに先行できない可能性もあります。
ヒンドゥタイムズ B
前走の鳴尾記念では道中は後方2番手を追走し、直線だけ馬群の外を伸びてクビ差の7着。着差は0.3秒とまずまずの末脚でした。スタートでスピードがなく前目のポジションが取れないのが課題になりそうです。
2走前の大阪杯では大外枠スタートで序盤は積極的に前のポジションを取ろうとするも、結局一番馬群が凝縮している中団の馬群の外々を追走する形となり、終始ロスの多い進路を進んでいきました。その結果4コーナー手前ですでに手ごたえがなく、ペースも淀みないミドルペースとなかなか息を入れるタイミングがなかったのも大きな敗因だったと思います。
3走前の小倉大賞典では、内枠スタートで序盤はスムーズに中団につけることができ、前で飛ばした2頭以外はスローペースで追走もしやすかったと思います。3コーナー過ぎからペースが上がっていき、直線では力強く伸びてハナ差の1着とギリギリの勝利でした。
好走しているパターンとしては道中のペースが速くない、もしくは速いペースについていかずマイペースで走れている時かなと思います。スタートと追走力はそんなにないので、後方をマイペースで走って、どこまで追い込めるかといった競馬をすれば3着とかに飛んでくるかもといった感じです。あまり、欲をかいてポジションを取りに行ってしまうと末脚が鈍る感じがします。
フェーングロッテン A
前走はスタートはそこまで速くなかったですが、他馬が譲る形で逃げれた感じです。ペースはミドルペースで開幕週の内有利の馬場をロスなく走れたのは有利でしたが、直線で一度は差された後差し返した根性は良かった。ただ、スタートと馬場でかなり恩恵を受けたとは思いますので、あまり高く評価はいしないほうがいいとは思います。
2走前も開幕週の内有利な馬場で他に逃げる馬がいなく、スローペースの単騎の逃げと恵まれた展開でした。ただ、直線での伸びは良く、同じメンバーで走れば馬券には毎回絡んできそうなくらいいい手ごたえだったと思います。
ブリンカーをつけてからは成績が安定しており、重賞でも6戦中5回馬券内と抜群の安定感を見せています。スムーズに逃げれれば根性ありますので、前走のように差し返したりと大きく崩れる感じはしません。
ただ、今回はハンデ戦であること、逃げ先行馬が多くいつものように逃げれない可能性があることと、能力はありますが条件は近2走と比べると悪くなってるのかなとは思います。
ホウオウエミーズ B
前走はハイペースの展開を後方待機から内を差してきての3着と、馬券を勝っていたのでしびれる走りをしてくれたことを覚えています。
基本的には上りの掛かる展開を得意としており、前回はハイペースで全頭の末脚が削がれたことが好走の大きな要因だったと思います。
また、重馬場での好走率も高いですので、今回も斤量的には有利ですので、ハイペースで馬場も渋れば好走があるかもしれません。
レッドランメルト B
前走と2走前のレースはどちらも不良馬場と重馬場で、かなり力のいるレースになったと思います。そこでどちらも大敗してますので、適正面で重馬場は合わないと思ってよさそうです。
3走前の中山金杯では外枠発走で少し掛かりながら道中は先団外目を追走。4コーナー過ぎで一瞬先頭に立ちましたが、ラスト100で脚が止まってしまい、最後は6着でした。前有利な展開ではありましたが、まずまずの脚を使えていましたので、展開がかみ合えば重賞でも馬券に絡むことは在るかなといった感じです。
条件戦時代は基本的にスローペースを前目から押し切る競馬で勝ってきており、重賞では能力だけだと劣るかなと思いますので、展開を味方につけたいところですが、いかんせん先行馬が今回は多く、ポジションが取れないとなると折り合いでも不安になってしまいます。
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