【馬場・展開】エリザベス女王杯 レース予想

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馬場想定

土曜日の阪神競馬場は良馬場でしたが、内は結構荒れてきてはいました。

日曜日の天気は雨模様で降水量もまずまずあり、稍重くらいまでは馬場が悪化しそうです。

今年は馬場の状態が比較的良く、前、内が有利な馬場状態が続いていましたが、この雨で少しパワーのいる馬場になりそうです。

内を避けて外を通りそうな馬と、スピードだけではなく、パワーを兼備している馬を狙いたいと思います。

展開予想

 逃げ馬はローザノワール。出遅れた前走でも強引にハナを取りに行ったところを見てもハナにはこだわってきそうです。

 ウイン3頭は前に行きそうです。内枠に入ったクリノプレミアム、スタートの上手いスタニングローズも前へ。

 先団にデアリングタクト、アンドヴァラナウト、イズジョーノキセキ、ホウオウエミーズ。

 後方集団にナミュール、ジェラルディーナ、テルツェット、マジカルラグーン、ピンハイ、ライラック、アカイイト、ルビーカサブランカ。海外で先行しているマジカルラグーンは日本の多頭数のレースではすんなり先行できるとは思えず後方からの予想です。

 レースペースはミドルペースを想定します。

 逃げるローザノワールは陣営のコメントでは飛ばして逃げると見ましたが、芝での2000m以上が初で飛ばして逃げるとは思えません。2番手を引き付けてのミドルペース程度と予想します。

 2番手予想のウインキートスもペースがそこまで速くならないのは歓迎で、道中はミドルペース予想。ただ、されどG1。緩いペースからの瞬発力勝負になるとは思えず、3コーナーあたりから後方の馬は必ず仕掛け始め、前が変に溜めようものなら直線で後方の馬に射程圏に捉えられた状態で突入していくことも考えられます。

 できるだけスパートを遅らせたい先行勢と3コーナーから仕掛け始める後方勢。そんな構図で予想をしたいと思います。

 狙いたいのは後方勢の外差しの馬先行勢ならできるだけ仕掛けが速そうな馬です。

調教分析

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上位評価馬


デアリングタクト

B+
ローザノワール
ウインキートス
ナミュール
ウインマリリン
アカイイト
テルツェット

レース予想

◎アカイイト
○ナミュール
▲ウインマリリン
△デアリングタクト

アカイイト
ローテーション的に目標は最初からこのレースで追い切りの動きも確実に良くなっていました。当日の雨模様もこの馬にとっては○。前がスパートするのを遅らせるのであれば差しが届く射程距離に入る可能性が高く、また、阪神2200のコース的にも持久力勝負になりやすく、コース適性は証明済み。連覇に期待します。

ナミュール
秋華賞の時よりも差しが効く馬場になっているのならスタニングローズに勝てるはずです。厩舎的にもローテーション的に秋華賞を叩いてこのレースが目標なのがナミュール、秋華賞目標なのがスタニングローズである可能性があり、追い切りの動きからもナミュールの方が個人的に良かったと思っています。斤量的に古馬よりも有利な3歳馬の中で一番有力なのはこの馬です。

ウインマリリン
ずっと牡馬と戦ってきており、着順ではそこまでですが、能力は侮れないと思っています。また、今回の騎手がレーンで道中のポジションをしっかりと前目をキープしてくれそうなのと、ウイン同士の空気を読まずに先に仕掛けそうなのがいいと思っています。

デアリングタクト
秋華賞から勝てておらず、近走は速い上りを使えなくなっている印象です。ですが、今回の舞台はキレよりも持久力を問われる舞台で適性の面ではかなり高いはず。不安点は前走の敗因を踏まえて、少し前目に付けて追い出すのをワンテンポ遅らせた場合。その場合は不得意なキレを求められるレースになってしまい、じりじりと伸びて届かず、もしくは差されるような気がしています。前走でも内が有利な外を走ったとはいえ、負けすぎの印象。能力が絶対的なものでないことはオッズも示していると思っています。

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